WinActorを使いこなすには? 研修やセミナーに参加してみる!

WinActorを使いこなすには? 研修やセミナーに参加してみる!

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業務が煩雑化してきた企業の強い味方である「RPA(Robotics Process Automation)」。
その中でも「NTTグループ」が開発した「WinActor」はシェアナンバーワンを誇り、1500社以上で導入されています。この記事を見ているあなたの企業でも、すでにWinActorを導入していたり、導入を検討しているかもしれませんね。

WinActorは、簡単に自動処理プログラムを作成できるので、学習すれば誰でも使うことができます。
ただし「学習すれば」とある通り、使いこなすには、ある程度の知識などが必要です。WinActorについて学習するには自学するのも手ですが、研修やセミナーに参加すると、自学だけでは得られない、WinActorに関する有益な情報やノウハウをプロから取得できます。

そこで今回は、WinActorを使いこなす方法を、自己学習と、研修やセミナーに参加する方法の2種類に分けてご紹介。「WinActorの操作担当だが、使いこなせている気がしないのでスキルを上げたい」、「自社の社員を研修やセミナーに参加させて、WinActorを使いこなせる社内環境を作り上げたい」という方はぜひご覧ください。

使えるようになる=使いこなしている、ではない

WinActorは、NTTグループが元々社内で発生する事務処理をシンプルにしたいという目的で開発が進められたシステムです。長い期間を掛けて完成したWinActorは、多数の機能を誰でも扱えるように工夫がされています。

例えばWinActor操作者は、パソコン内のアプリケーション動作を録画できます。
録画されたデータはWinActorにより「シナリオ」という単位で分割されてプログラム化。次回からWinActorを利用して自動的に同じ処理を実行できます。このようにWinActorは、ITに関する専門知識がなくても操作可能です。

ただし、「使えるようになる=使いこなしている」ではありません。

例えば発注書にデータを入力し、指定の形式で発注先に送信するシナリオを作成する場合、作成者によってプログラム内容が異なる場合があります。もちろんWinActorでは自由にプログラム編集ができるので、操作者によってシナリオの内容が違うのは起こりうることです。しかし、場合によっては自分のシナリオは無駄な処理も多く、処理時間も他の社員が作成したシナリオより遅いケースも同時に起こりえます。

WinActorで無駄のない適切な処理を行うためには、「どの業務をどうやって、どういうシナリオ手順で処理を行うか」といった構造概念が操作時に必須になってきます。これは、プログラムを1から入力する際にも必要な思考であり、いわばWinActor操作者には「プログラムがどうやってできているか、概念として理解できている」ことが求められています。

しかし、プログラムに疎い初心者がシナリオの構造について理解し、どういった手順で処理を組んでいるか思考できるようになるには、意外と時間がかかります。また、そもそもどの業務工程でどんな風にシナリオを組んで自動化ができるのか、具体的なイメージがわかない方も多くいらっしゃいます。

そこで「使えるようになる→使いこなしている」とレベルアップできるように、WinActor操作者には学習が必須です。

WinActorについて自己学習する

WinActorについて、自己学習するのが1つの方法として考えられます。現代ではインターネット上にさまざまなWinActorに関する知識が転がっているので、適切な情報を見分ける目を持っていれば効率よく学習ができます。

また、NTTグループでもWinActorの試験である「RPA技術者検定」のサンプル問題など、複数の資料を配布しています。RPA技術者検定の入門講座も、申し込めば無料で動画視聴が可能です。インターネットやNTTグループ公式の資料、動画講座などを利用すれば、お金をかけずに自分だけでWinActorに対する理解が深まります。
RPA技術者検定について

ただし、自己学習だけに頼るのは危険な面もあります。

まず、インターネットにはWinActorに関する偏った知識や技術に関する記述がたくさんあるので、闇雲に学習すると正しいWinActorの操作ができなくなる可能性があります。また、直接質問をすることなどは難しいので、WinActorを使いこなしたい方には獲得できる情報に限界があります。

そこで、研修やセミナーを活用して、WinActorの正しい理解を深めることをおすすめします。

研修やセミナーを活用しよう

WinActorを始めとして、RPAはさまざまな企業がさまざまな研修やセミナーを提供しています。
例えば、どの業務工程でどんなシナリオを作成すればよいかなど、基本的な運用に対する知識から、WinActorをパソコン上で動かして問題を解くなどの実践的な操作まで、講座内容は千差万別です。

自社の社員に適切な研修やセミナーを受講させれば、社内のWinActor理解度が深まり、適切な運用ができます。

また、研修やセミナーでは質問もできます。分からない部分に関して細かい説明を聞けば、回答時間などは限られているかもしれませんが、WinActorに関する疑問を解決できる可能性が高まります。

研修やセミナーは、内容だけでなく参加費も1人当り30,000円などバラバラで、受講回数も違うので、適切な条件で受講できるものを探しましょう。

なお株式会社DATAKITでは、当ブログ内で研修やセミナーに関する情報を更新しています。
「WinActorに関する研修やセミナーに参加したい」という場合は、ぜひ下記のセミナーにご参加ください。
毎週木曜に開催しておりますので、関西在住の方、または関西以外のお住まいの方でも神戸にご用事がある時に、いつでもお気軽にご参加できます。

WinActor無料セミナー

また、WinActorを株式会社DATAKITから導入された場合は、クライアント企業様がしっかり運用できるようになるまでサポートをする「ITパートナー」というサービスを行っていますので、興味がある方は、活用してみてください。
ITパートナーとは?

まとめ

今回はRPAで最もシェアの高いWinActorを使いこなす方法をご紹介してきました。
自己学習も重要ですが、まずは正しい知識や技術を学習できる研修やセミナーへの参加をおすすめします。
いろいろな企業で研修やセミナーを開催しているので、ぜひインターネットから情報を調べてみてください。

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