RPA国内シェアNo.1のWinActorとは?特徴と費用などがすぐに分かる!

RPA国内シェアNo.1のWinActorとは?特徴と費用などがすぐに分かる!

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目次
現在、働き方改革が叫ばれ、労働バランスの確保が一層求められる時代になっています。しかし少子高齢化などの影響により日本の労働人口は減少しており、特に中小企業では人手不足に悩んでところが多く存在しています。

このような状況の中人手不足を解消し、働き方改革を実現する1つの手段として今注目されているのが「RPA(ロボットにより作業工程を自動化するシステム)」です。RPAを利用すれば、業務時間削減による業務効率化などが狙え、自社の重要な業務に時間を割きやすくなる環境を作れます。

RPAの中でもひと際大きな存在感を放つのは、国内で一番使われている「WinActor」です。
WinActorを使えばITに疎い人員でも、直感的に操作を行って各業務工程の自動化プログラムを製作可能です。

今回はWinActorとは何か、そして特徴や費用についても詳しく解説。
「RPAがどんな便利なものか詳しく知って導入の参考にしたい」、「WinActorの導入検討をしているが、機能などについて初心者にも分かりやすく解説して欲しい」という担当者の方は、是非、ご覧ください。

WinActorとは?

WinActorとは、「NTTグループ」の1つである「株式会社NTTデータビリングサービス」が提供するRPA。

「Windows OS」専用に開発されており、Windowsがインストールされたデバイスのさまざまな操作を「シナリオ」という単位で学習し記憶。経理など、各業務部門で発生する煩雑になりがちな工程を自動処理化可能です。

自動処理化を行う際に必要な「シナリオファイル」は、IT初心者でも直感的に操作可能なように工夫されており、ITに疎くても操作を覚えてしまえば簡単にシナリオを作成できます。

また試用できるようトライアル版も用意されており、便利なRPAです。

WinActorの特徴3つをご紹介

ここからは、WinActorの特徴を3つご紹介します。

  • 煩雑な業務工程を自動化できる
  • シナリオ作成や編集も簡単
  • 人的エラーを減らし、品質向上が可能

煩雑な業務工程を自動化して時間やコストの削減が可能

例えば月次報告書や基幹システムからのデータ出力などは、工程がある程度決まっているのに同じ作業を毎月繰り返し行っているところも少なくありません。

また領収書や小口現金書類の作成など、経理で行う工程は担当者によってやり方が変わり、引継ぎ時に新担当者が手順を覚えるのに苦労することもあります。

WinActorではプログラムを使って業務工程を自動化できます。これにより工程が決まっている仕事に時間を費やす必要がなくなり、人員を自社の強みとなる「コア業務」へと集中させられます。またWinActorで業務工程を自動処理化することで、1人1人業務手法が異なっており、すり合わせなどでトラブルが起こるような事態も回避可能です。

そして、例えば今まで3人必要だった経理部門が2人で済むようになったりと、人件費などのコストまで削減できます。

シナリオ作成や編集も簡単

WinActorでは業務工程の自動化プログラムを「シナリオ」という単位で管理します。

そのシナリオが書かれたシナリオファイルは、IT初心者でもやり方を覚えれば簡単に作成できます。

例えば「社内在庫管理のExcelファイルで、在庫数が少なくなってきたものだけを関数で抽出し、いつも注文している発注先の注文フォームに貼り付ける」という一連の作業も、Excelのマクロ機能のように記録できます。

ユーザーはWinActorの録画機能を使い、普段通り上記の作業を行います。すると、自動でシナリオが作成され、次回からシナリオファイルを実行するだけで発注が簡単にできるようになります。

また「さらに細かいシナリオを作りたい」という要望に合わせて、WinActorではシナリオの編集機能も用意されています。処理を行うデータの読み込みや処理内容、処理に使う変数などの設定を、マウスのクリックやドラッグ&ドロップ操作だけで完結させられます。

人的エラーを減らし、品質向上が可能

人の手でデータ入力や文書チェックなどを行うと、どうしてもどこかでミスが発生します。ミスが発生するのはしょうがないことではありますが、多すぎると作業にも支障が出始め、クライアントからの信用も落ちかねません。

WinActorで処理を自動化すれば、データの入力や文書チェックまでロボットが全て代行してくれます。

一度シナリオを作ってしまえば間違いなく処理を実行できるので、結果的に制作物のクオリティ向上にもつながり、クライアントからの信頼も大きなものになるでしょう。

WinActor導入のコストについて

WinActorは販売代理店が複数存在しており、代理店ごとにサービス内容や導入コストが変わってきます。
「株式会社DATA KIT」を例に出すと、以下のようになっています。(サポート料込み・年額)

RPAシンプルプラン 1,145,600円
RPA安心サポートプラン 1,508,000円
RPA丸ごとお任せプラン 4,508,000円
RPA+業務フロー改善プラン 4,596,200円
RPA+データ管理改善プラン 4,568,000円
RPA+社内コミュニケーション改善プラン 4,538,000円

サポートの内容によって年額が変わるほか、RPAに様々なクラウドツールを組み合わせて業務フローやデータ管理の改善を行うプランなどもあり、各社のニーズに合わせた提案をしています。気になる方は、下記「ITパートナー」サービスのページから、お問い合わせください。
ITパートナーとは?

まとめ

今回は国内シェアNo.1のRPA、WinActorの概要や特徴、そして導入コストまでご紹介してきました。
日々の業務を自動化し効率化してくれるRPA。その中でもWinActorはNo.1だけあってどんなユーザーでも使いやすいように工夫されており、機能も充実しています。WinActorを導入して、業務効率化を一気に加速させましょう。

WinActorについて更に詳しく知りたい方は、セミナーなどに参加して知識を深めてみては、いかがでしょうか。
無料で開催しているセミナーでも、シナリオ作成まで体験できるところもありますので、おすすめです。

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